有効求人倍率２か月連続上昇

5月31日9時6分

仕事を求めている人１人に対し、企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、先月は、前の月と比べて０．０３ポイント高い０．８９倍となり、２か月連続で上昇しました。

厚生労働省によりますと、先月・４月の有効求人倍率は、季節による変動要因を除き、０．８９倍で、前の月の３月と比べて０．０３ポイント上がり、２か月連続で上昇しました。
新規の求人数は、前の年の同じ月に比べ１０．５％の増加となっていて、産業別に見ますと、建設業が１７．１％、宿泊業、飲食サービス業が１５．８％、教育、学習支援業が１３．６％、それぞれ増加しました。
これについて、厚生労働省は、「政府の対策により新規の求人数が徐々に伸び始めている。特に建設業では、大規模な災害に備えインフラ整備が進むのではないかという期待から、伸びが強く出ている。求人数の増加が、雇用の拡大につながるよう、動向を注視していきたい」と話しています。

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