首相北朝鮮対応万全を指示

4月8日21時36分

安倍総理大臣は、北朝鮮が弾道ミサイル発射の準備ともとれる動きを見せていることから８日午後、小野寺防衛大臣に対して、国民の生命・財産を守るため、万全の態勢を取るよう改めて指示しました。

北朝鮮は、弾道ミサイル発射の準備ともとれる動きを見せているうえ、朝鮮労働党の機関紙に、「日本は、在日アメリカ軍もわが軍の標的に入っていることを理解すべきだ」という論評を掲載するなど、日本に対しても挑発的な言動を繰り返しています。
小野寺防衛大臣は、７日、自衛隊に対し、ミサイルの一部などが日本国内に落下してきた場合迎撃できるよう、「破壊措置命令」を出しました。
こうしたなか安倍総理大臣は、８日午後、小野寺防衛大臣と、自衛隊のトップの岩崎統合幕僚長を総理大臣官邸に呼びました。
そして、「防衛省・自衛隊の役割は、国民の生命・財産と、日本の領土・領空・領海を断固として守り抜くことだ。遺漏なきよう対応してほしい」と述べ、万全の態勢を取るよう改めて指示しました。
このあと安倍総理大臣は自民党の役員会で、「万全の態勢を整えて、しっかりと緊張感を持って対応したい」と述べました。

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