ＮＹダウ１万５０００ドル割れ

6月6日5時55分

５日のニューヨーク株式市場は、アメリカの金融政策の先行きに対する不安から幅広い銘柄が売られ、ダウ平均株価は２００ドル以上値下がりし、およそ１か月ぶりに１万５０００ドルを割り込みました。

５日のニューヨーク株式市場は、東京市場で株価が大幅に値下がりしたことに加えて、アメリカが景気を下支えするために行っている量的緩和の縮小時期など、アメリカの金融政策に対する不安から幅広い銘柄に売り注文が広がりました。
この結果、ダウ平均株価は大幅に値下がりし、前日より２１６ドル９５セント低い１万４９６０ドル５９セントで取り引きを終えました。
ダウ平均株価の終値が１万５０００ドルを割り込んだのはおよそ１か月ぶりです。
一方、外国為替市場は、リスクを回避するために比較的安全だとされる円を買う動きが進みました。市場関係者は、「今週末のアメリカの雇用統計の発表を前に、利益を確定させようと売り注文が大量に入ったことも株安を加速させた」と話しています。

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