エベレスト登頂の三浦雄一郎さん帰国

5月29日8時1分

世界最高峰、エベレストの登頂に成功した８０歳の冒険家、三浦雄一郎さんが２９日朝、タイのバンコクからの航空機で東京の羽田空港に帰国しました。
三浦さんは２９日午後、都内で記者会見を開き、世界最高齢での登頂を報告することにしています。

今月２３日にエベレスト登頂に成功した８０歳の冒険家、三浦雄一郎さんは、疲労のため、通常よりペースを落として標高６５００メートル付近まで下山し、そこからヘリコプターで、ネパールの首都、カトマンズに入りました。
カトマンズでは、ネパール政府に登頂を証明する証書の発行を申請したり、日本人会が主催する慰労会に出席したあと、民間の航空機で帰国の途に就き、タイのバンコクを経由して２９日午前６時２０分ごろ、東京の羽田空港に到着しました。
国際線ターミナルの到着ロビーには、三浦さんの家族や、みずからが校長を務める高校の生徒ら大勢が出迎えに訪れました。
午前７時前に国際線ターミナルの到着ロビーに姿を現した三浦さんは、家族や友人、それに、みずからが校長を務める高校の生徒らの盛大な出迎えを受け、両手で手を振って、「ありがとう」と笑顔で応えていました。
報道関係者の取材に対し、三浦さんは、「おかげさまでエベレストの頂上に立つことができました。皆さんの関心が高く、朝早くから大勢の人に迎えに来てもらい、大変光栄に思います」と話していました。
三浦さんは２９日午後３時から都内で記者会見を開き、世界最高齢でのエベレスト登頂を報告することにしています。

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