東海道線架線で煙一時通常線路使えず

4月20日22時38分

２０日午後、横浜市神奈川区で、ＪＲの線路の架線から煙が出たため、東海道線と横須賀線が一部の区間で、およそ１時間半にわたって通常の線路を使えなくなるトラブルがありました。

２０日午後３時半ごろ、横浜市神奈川区で、ＪＲ横浜駅と川崎駅の間の東海道線の線路の架線から煙が出ているのを、近くの駅の駅員が見つけました。
ＪＲ東日本によりますと、架線を覆う樹脂製の管が溶けて煙が出ていたということで、復旧作業のため、東海道線が東京駅と熱海駅の間、横須賀線が東京駅と逗子駅の間のいずれも上下線で運転できなくなりました。
ＪＲは、並んで走る別の線路を使って、電車の運行を順次再開させ、午後７時すぎに、いずれも通常の線路での運転を再開しました。
このトラブルで、およそ５万７０００人の乗客が影響を受けたほか、最大で２時間の遅れが出たということです。
ＪＲは、終電の運転が終わりしだい、詳しい原因を調べることにしています。

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