中選挙区と定数削減で党内調整

3月21日20時25分

日本維新の会の国会議員団は選挙制度調査会を開き、衆議院の選挙制度の見直しについて、定員が２人から４人の「中選挙区制」を導入し、定数は３割削減する案をまとめ、大阪の党本部と調整することになりました。

衆議院の選挙制度の見直しを巡っては、自民・公明両党が、比例代表の定数を３０削減し、比例代表の残りの議席のうち６０議席を、得票率の低い政党に配分するなどとした案を、与党案とする方向で調整を進めています。
こうしたなか、日本維新の会の国会議員団は、「与党側の案は分かりにくい」などとして、独自に検討を進め、２１日の選挙制度調査会で案をまとめました。
それによりますと、今の「小選挙区比例代表並立制」を廃止して、全国を、定員が２人から４人の１０８の中選挙区に分ける「中選挙区制」を導入し、定数は、維新の会が、先の衆議院選挙の政権公約に掲げた３割削減を実現して、３３６議席とするとしています。
維新の会の国会議員団は、今後、大阪の党本部と調整して、党としての案を取りまとめ、各党に示したいとしています。

Download (PDF, Video): (liên hệ Admin)