北海道不明のグライダー発見できず

3月15日18時15分

１５日午前、北海道の女満別空港を飛び立ち、２人が乗っていたとみられるモーターグライダーが予定時刻になっても目的地に到着しなかったため、警察などがヘリコプターを使って捜しましたが見つからず、午後５時半に空からの捜索を打ち切りました。

東京航空局によりますと、１５日午前９時すぎ、北海道の大空町にある女満別空港を飛び立ったモーターグライダーが、午後１時すぎの到着予定時刻になっても目的地の北海道鹿部町の飛行場に到着せず、連絡が取れなくなりました。
このグライダーは、プロペラを回すモーターを備えた「ホフマンＨ３６」という機種で、北見市にあるグライダーの愛好家団体「エアロスポーツきたみ」に所属する加藤隆士さん（５８）が機長として操縦し、もう１人の男性と乗っていたとみられています。
グライダーは女満別空港を出発し、帯広や苫小牧などを通過して午後１時８分に北海道南部の鹿部町にある飛行場に到着する予定でした。
しかし、午前１０時１５分ごろ、帯広付近の上空での連絡を最後に連絡が取れなくなり、午前１１時ごろ、帯広空港の西５５キロ付近でレーダーから消えたということです。
警察は、この付近を中心にヘリコプターを出して捜索を行いましたが見つからず、午後５時半すぎ、１５日の空からの捜索を打ち切りました。

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