北日本あす明け方まで強風に警戒を

3月2日18時14分

発達した低気圧の影響で、２日は北日本で非常に強い風が吹き、ところによって吹雪になりました。
北日本では、３日明け方にかけて風が強い状態が続く見込みで、気象庁は、強風や高波、雪による交通の影響などに警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、発達した低気圧の影響で、日本付近は強い冬型の気圧配置になって全国的に風が強まりました。
特に北日本では、非常に強い風が吹き、ところによって吹雪になりました。
最大瞬間風速は、青森県の八戸市で午前１１時すぎに３４．４メートル、北海道のえりも岬で午後２時４０分ごろに３７．４メートル、北海道の稚内市で午後４時半ごろに３４．１メートルを観測しました。
このほか、東日本などでも午前中を中心に強い風が吹き、甲府市では午前８時５０分に２５．８メートルの最大瞬間風速を観測しました。
発達した低気圧は、このあと北海道の東の沖合へ遠ざかるため、強い冬型の気圧配置は次第に緩みますが、北日本を中心に３日明け方にかけて風が強く、波が高い状態が続く見込みです。
３日明け方にかけて予想される風の強さは、北海道で３０メートル、東北で２５メートルで、最大瞬間風速は３５メートルから４５メートルに達すると予想されています。
北日本と北陸の海上では大しけが続く見込みです。
また、北海道では雪が降り続く見込みで、３日夕方までに降る雪の量は、多いところで７０センチと予想されています。
気象庁は、強風や高波、雪による交通の影響や雪崩などに警戒するよう呼びかけています。

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