指や手のひらを使って、自分から遠い方向に力を入れる。「引く」の反対。【例】ドアを押す／ボタンを押す。

近づいて、軽くあてる。【例】手と手が触れる／指先が触れる／絵に触れないでください

手のひら、こぶし、または、手に持ったものを力を入れてぶつける。【例】手をたたく／ドアをたたく／太鼓をたたく

一番いろいろな場面に使える言葉。「手で持つ」という意味のほかに「所有する」という意味もある。【例】車を持っている。

荷物や人を背中に乗せる。ほかに、苦しい仕事などを引き受けるという意味もある。【例】子供を背負う／責任を背負う

：「背負う」の反対で、体と腕を使って、物の全体を包むように持つ。大きな負担を持っているという意味もある。【例】大切そうにかばんを抱えている／小わきに抱える／借金を抱える／難問を抱える

間をあけて、小さい水滴や雨などが、一つ一つ落ちる様子。

　　　　　ぽつりぽつりとも言う。

大量の雨が激しく降ったり、液体・砂・粒状の物が流れたり音を立てて移動したりする様子。雨の場合は名詞で「ざあざあ降り」とも言う。

雲が重い感じに空に広がっていて、日差しもなく薄暗い様子。色が濁っていて暗い感じのときにも使う。【例】目が濁っていてどんよりしている。

雲が全然なく、空が晴れていて空気も乾燥している様子。また、洗濯物などが乾燥したり、揚げ物が油で揚がる様子にも使える。【例】てんぷらがからり揚がった。

太陽が強く照ったり、日が当たったりしている様子。とてもよい天気で、日差しが強く暑いときは、「かんかん照り」とも言う。

何にか脂を含んでいる物が少しずつ焼けたり、焦げたりする音や様子。また、焼けそうなくらい強い日差しが続いている様子。

人や物がいろいろな所から一つの所に来ること。自動詞。【例】両親を同時になくした彼女には皆から同情が集まった。

多くの人に言って、何かを集める。【例】寄付を募る／アルバイトを募る／意見を募る

いろいろな種類の物をほかの人に売ったり、サービスするために、一つの場所に集める。【例】あの店は多くの商品を取りそろえている。

人が、物や人を、ある一つの場所に来させる。他動詞。【例】新会社が人材を集めている。／新しいビデオ付き携帯電話は、世界中から注目を集めた。

投げたり動かしたりして、ほかのものに当てる。【例】怒りをぶつける（投げるように、激しい気持ちを相手に表す）

力を加えたり傷つけたりして、形を変えたり、使えるものを使えなくしてしまう。【例】楽しい雰囲気を壊す（まとまっている良い状態を悪くする）

力が加わって、元の形より小さくなって変わってしまう。【例】箱がつぶれる／会社がつぶれる　（倒産する）

物が二つ以上の部分に分かれる。物の一部にひびが入る。【例】頭が割れるように痛い。

空いているところや時間を、何かをして、うめる。【例】ひまをつぶす／壁を塗りつぶす

立っていた物や人が、横に寝たような状態になる。【例】過労で倒れる（働きすぎで病気になり、動けなくなる）

紙や布など、薄い物の一部が切れたり、穴が開いたりする。【例】靴下が破れる／紙を破れる（他動詞）／夢が破れる（成功する可能性がなくなる）

いろいろなものを使えないようにしたり、役に立たないようにする。「ダメになる」は自動詞。【例】長い間はいていた靴がダメになった。