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(ゴオォォ…)
2
(鹿取)何の音…?
3
(ゴオォォ…)
4
(ゴオォォ…)
5
♪♪~
6
(鹿取)キャアァーー!!
7
(ハルコ)え~ 心理を表す言葉は
たくさんありますが→
8
この「ぞっとする」という表現は
恐怖を感じた時に使います。
9
(ジャック)じゃあ「怖くない」時は→
10
「ぞっとしない」と言うのですか?いい質問ね!
11
あんまり使われないけど
「ぞっとする」という表現には→
12
実は恐怖以外に「強く感動する」
という意味もあるのね。
13
で「ぞっとしない」と
否定する時にだけ→
14
「感心しない」「あまり面白いと
思わない」という意味で使います。
15
(金麗)ハルコ!なんで日本は
夏になると→
16
テレビで
怖い話ばっかりすんのよ?
17
(生徒達)ああ~。
それは…。
18
(ポール)日本のホラーって
本当に怖いんだよね。
19
ほら サダコとか…。
(ボブ)うおっ!!
20
中国では 怖い話なんて
テレビで放送しません!
21
怖くて うかつに
テレビをつけられないよ。
22
しょうがないでしょ。日本じゃ→
23
怖い話っつったら
夏の風物詩だからね。
24
なんでなんで~?
いやいや…。
25
そりゃあ こう…→
26
「ぞっと」したら
こう…涼しくなるでしょ?
27
(生徒達)ああ~。
28
(エレーン)確かに日本の夏って
暑いよね。
(ダイアナ)とけちゃいそう…。
29
(マリー)エアコンは
どうしたのですか?
30
今日 ちょっと
調子悪いらしくてさぁ。
31
(エレーン)暑い…。
32
この!こいつ!ポンコツ!!
33
(ボブ)じゃあ ハルコ
怖い話 してくれよ。
えっ!?
34
エアコンの代わりに。
身体が凍りつくようなの
お願いします!
35
おお いいね~。
やめてよ~。
36
ちょちょちょっと…無理だって!
そんな急に言われても…。
37
(ボブ)早く!早く!
38
(生徒達)早く!早く!
じゃ じゃあ…。
39
(生徒達)フゥー!ヒュー!
40
日本で有名な怖い話→
41
「耳なし芳一」を…。
42
♪~ ベベン ベンベン…
43
昔々 ある寺に→
44
芳一という名の
琵琶弾きがおったそうじゃ…。
45
(鷹栖)何やってんだ?あいつ。
46
そして その夜
芳一が待っていると→
47
どこからともなく 足音が…。
48
ガシャーン!ガシャーン!!
49
(ルカ)ガンダムですか?
そんなの来ません!
50
武士の幽霊よ。
51
そして…やって来た幽霊達が
芳一を探すと→
52
暗闇に お経が書かれていない
耳だけが→
53
ぷか~り ぷか~りと…
浮いているではありませんか!
54
耳だけが浮いてますか?
55
なんか かわいい~!
56
え?そうかな…?
57
ハルコ 続きは?
58
(咳払い)
59
幽霊達は…→
60
その浮かんでる耳をつかむと→
61
思いきり…うりゃあぁ~っ!!
62
少し質問が。
えっ ここで!?
63
そこで耳を引きちぎられたのだ
とすると この話のタイトルは→
64
「耳なし芳一」では
おかしいのでは?
どういう意味?
65
「耳なし」になったのは
結果なので→
66
「耳あった芳一」の方が
ふさわしいのでは?
67
いや…それだと語呂が
よろしくないでしょう?
68
耳にお経を
書き忘れたのが原因だから→
69
「書き忘れ芳一」ではないですか?
70
それは
ただの うっかりした人じゃん。
71
じゃあ…。
72
完全に別人になっちゃった。
ハルコ それで?
73
え?
続き!続き!
74
いや…これで終わりだけど。
75
(生徒達)ええ~!!
(ボブ)終わり!?ありえねえ!
76
ハルコの話 全然怖くない。
77
だってさぁ!あんなに
話の腰 折られたら 無理よ。
78
二重の意味で
ぞっとしないですね。
79
(チャイム)
80
王…大丈夫?
81
元気ないじゃん。
82
(王)いえ 大丈夫です…。
83
♪♪~
84
(渋谷)ありえないよ そんな話。
(鹿取)いや…私 見たんです。
85
どうしたの?
ハハハ…いや あのね→
86
昨日 カトリーヌ先生が→
87
最後まで残って
仕事してたんだって。そしたら…。
88
見たんです 私!
廊下に貼ってあったカレンダー。
89
ああ あのインド人の生徒が
持ってきたカレンダー?
90
ええ。あのカレンダーの
男の人の目から…。
91
ハハハハハッ!
92
全然 感じない!あのポスター。
霊的なもの感じない。
93
いや…でも さっき見たら→
94
実際に涙が流れた跡が
あったから。
95
やっぱり…夜 見回った方が
いいと思うんだよね 学校。
96
ハァ?
ああ ここってさぁ→
97
ビルの鍵の番号 知ってたら 実は
誰だって入ってこれちゃうんだよ。
98
何かあってからじゃ
遅いと思うんだよ。
99
今日から持ち回りで 見回る事に
しよう。まずは お前からな。
100
あたし?なんでよ!?
101
どうしてですか?鷹栖先生。
102
ハァ…
どうしてですか?鷹栖先生。
103
てめえ ここじゃ一番の
後輩なんだから当たり前だろがよ。
104
だって…インドの何かほら…。
105
まさか お前…幽霊が怖くて
嫌だとか言ってんじゃねぇの?
106
フフフフ…。
違うわよ!
107
大丈夫!何かあったら
俺が すぐ駆けつけるよ。
108
あっ じゃあ 私も!
109
いや あの…心配なんで。
110
あ ありがとう…。
111
(救急車のサイレン)
112
確かに…雰囲気は不気味ね。
113
ですよね…。
114
(ゴオォォ…)
115
あっ!ちょっと待って下さい!
な 何!?
116
あの教室 明かりがついてます。
あれ?全部 消したよね?
117
ええ…でも あの明かり
蛍光灯の明かりじゃないような…。
118
もしかして…ひとだま!?
119
そ…まさか!
そんなはずないでしょ?
120
(ゴオォォ…)
121
キャーッ!!
ウワァーッ!!
122
(悲鳴)
123
キャー!なんか集団で出た~!!
124
(悲鳴)
125
あれ?みんな…。
126
なんだ~ハルコかよ。
127
も~ビックリした!
128
え?もう こっちのセリフよ!
129
あんた達 何やってんのよ!?
130
暑いので
みんなで怖い話をすれば→
131
ぞっとして
涼しくなるかと思いまして。
132
ってかさ…
何なの?このロウソクは!
133
ヒャクモノガタリです。
ひゃ 百物語?
134
ミズキ・シゲルの
マンガでありました。
135
怖い話をしたら
1本ずつロウソクを消していく。
136
そしたら 本当に
オバケが出るって!
137
ってか
この部屋 よく見たら…→
138
ハロウィンみたいに
なってんじゃん!
139
ハルコも食うか?チキン。
140
いいわよ!あ~あ…。
141
もうバカバカしくなってきた。
もう帰ろ…。
142
いや あの…
ちょ ちょっと待って下さい!
143
え?
もう少し ここにいて下さい。
144
もしかしたら
来るかもしれませんから。
誰がよ?
145
いや あの その…→
146
私が見た幽霊…が。
147
見間違いだってば!
来るわけないでしょ!
148
さては ハルコ。
149
怖い話を聞くのは
苦手なんじゃないの?
150
ち…違うわよ!
151
だから 話すのも下手なんだ。
かわいい!
152
下手で悪かったわね!
そんな言うんだったら→
153
あんた達の話
聞かせてみなさいよ。
154
よ~し!次は誰かな?
155
俺だけど。大丈夫~?
156
この話 マジで怖いぞ~。
157
大丈夫よ!
怖がらせてもらおうじゃないの。
158
(ボブ)ケニアの友達の
話なんだけどさ…→
159
とにかく夜は
真っ暗なんだって。→
160
そして 家で寝てたら→
161
どこからともなく→
162
ウオォォ…ウオォォ…
って声がするんだよ。
163
いったい 何のですか?
164
ライオンの。
は?
165
(ボブ)朝起きて 外に出たら→
166
あちこちにライオンの足跡が
いっぱいなんだよ!
167
(一同)うわあぁ…!!
168
やだ~!こわい~!!
169
いやいやいや…確かにね
怖いっちゃ怖いんだけど→
170
自然に対する…それは
恐怖じゃない?
171
カラスも怖いよ!
カラス?
172
カラスは不吉な鳥。
173
私の友達がいる村では→
174
見ただけで死ぬと言われてる。
175
見ただけで?
なんて恐ろしい…。
176
いや そこまでないでしょう。
ホントだよ!
177
その村では本当に 見た人が
死んだこともあるんだから!
178
どんな人が?
100歳の おじいさんが!
179
(一同)えええええ!?
何だよ それ!?
180
それは寿命でしょ?
181
でも…まあ
食べると美味しいんだけど。
182
食べる!?
さらっと言いましたね。
183
(ボブ)そっちの方が怖え~よ!
184
じゃあ次 俺の番ね。
185
俺…昔「幽霊のいる会社」で
働いたことがあって。
186
「幽霊のいる会社」?
187
うん…。その会社には
誰もいなくて→
188
狭い部屋の中に電話1つ。
189
たとえ その電話が鳴っても→
190
「誰も電話には出るな!」と
社長に言われたんだよ。
191
な なんか…
シチュエーションは不気味ね。
192
で ある日 その会社の
社長の家に…。
193
何があったの?
査察が入ったっていう…。
194
それって もしかして…。
195
いわゆる「幽霊会社」ですね。
196
結局 一家は
バラバラになってしまったんだ。
197
追徴課税のせいで!
198
追徴課税 怖えぇ!
199
あの…みんな
ちょっといいかな?
200
みんなの怖い話って ちょっと
こう ずれてるっていうか…。
201
ハルコの話よりは
よほど怖いです。
202
そうかもしんないけどさぁ…。
203
あの…何か聞こえません?
204
足音のような…。
(足音)
205
き 聞こえないわよ!
しっ!
206
ほら…ほら…。
(足音)
207
ほんとだ。
聞こえるわ。
(足音)
208
うおぉ…近づいてくるぞ!
(足音)
209
ちょっと!落ち着きなさいよ!!
(足音)
210
そんなはずないんだから…
ちょっ…!!
(足音)
211
(足音)
212
(悲鳴)
213
あれ?
(鹿取)渋谷先生!
214
みんな大丈夫?
どうして ここに?
215
いや カトリーヌ先生から
さっき連絡あったんだよ。
216
で 来てみたら 何だよ これは。
お前 何遊んでんだよ!?
217
いいじゃん 別に。
218
みんなで怪談話して
涼んでたんです~。
219
ふ~ん…。よし!
220
じゃあ これから みんなに
特別授業してやろう。
(生徒達)ええ~!
221
ただし…→
222
これからする話は
ほんとに怖い話だ。
223
涼しくなるから これ聞いたら
みんな すぐに帰るんだよぉ…。
224
例えばこの 鹿取の「取」。
この字には 何で→
225
「耳」の字がついてるか
知ってるかい?
226
中国人だけど 知らない。
227
昔 戦争のときに
敵を倒した証拠に→
228
耳を取ったからだ。
(一同)ギャーーッ!
229
「道」という漢字。この漢字に
なぜ 「首」の字がついているのか。
230
一説によると
お祓いのために 生首を持って→
231
道を歩く習慣が あったからじゃ。
232
そんな恐ろしい
字だったのですか。
233
そうじゃ!
234
この 「県」という字。
235
この字は 今は無い「キョウ」という
字から派生したんだが…。
236
こう書きます。
わあ…。
237
これはな 逆さに持った…
生首じゃ。→
238
さらし首のな~!!
(一同)キャーーッ!!
239
ヒッヒッヒッ…
まだまだあるぞ~。
240
キャー!怖いよ~!
やめて やめて!
ハルコ ハルコ!
241
一番うるさいよ。
えっ!?
242
ん!?
どうしました?
243
なんか 急に
涼しくなってねえか?
244
そう言われれば さっきより。
なんでだろ?
245
どっかから 冷たい風がきてるな。
246
誰もいないのに…どっから?
247
同じです。→
248
あの夜も 足元に
どこからともなく冷た~い風が…。
249
ちょ ちょ…やめてよ!そんな…。
で!で!→
250
廊下に行くと聞こえたの。
何かの うなり声のような…。
251
み 見回り当番は
お前だったよな?
252
♪♪~
253
あれ あれ?怖いの?
254
♪♪~
255
わかったわよ!
256
行けばいいんでしょ!
行けば!
257
258
ハァ…冷たい。
259
♪♪~
260
キャァァー!!
261
あっ!ハルコ先生!
大丈夫ですか!?
262
ハルコ先生?
うわぁ!
263
インド!涙…インド 涙…。
264
ホントだ。
なんじゃ?
ね!?ホントだったでしょ?
265
(ゴォォォ…)
266
こ こ こっから 風が吹いとるぞ。
267
うなり声も聞こえる。
(ゴォォォ…)
268
ちょっと待って…。
シー シー…。
269
(ゴォォォ…)
270
(一同)うわわわ!
271
(グォ~…ゴ…)
272
え?いびき?
えっ!?
いびき?
273
(グォ~…)
274
なんだよ!これ おめえとこの
クラスの 王じゃねえかよ!
275
へっ!?王?
276
♪♪~
277
王~!
278
起きなさいよ!
279
♪♪~
280
うわわわ!
281
(ギギギ…)
282
(ギィィ…)
283
あ…。
284
ちょっ…
びっくりさせないでよ~!
285
何であんた こんなとこで
寝てんのよ!もう。
286
家に入れて もらえないです。
287
うん?何で何で?
しかたないです。
288
わたしには…タタリがあるのです。
289
タ タタリ?
290
わかりましたよ。インド人の涙。
291
あれ エアコンの結露ですね。
292
最近 ビルのドアを勝手に開けてた
犯人もわかったなぁ。
293
ったく お前 勝手に
エアコン使いやがって!
294
ああ~…まあとにかくこれで
解決だ!帰ろうか。
ですね。
295
あっ じゃあ 私も。
えっ!?ちょっと待ってよ!
296
お前は残って!こういうのとか
ああいうロウソクとか→
297
ほら 全部 片付けて帰れよ!
はあっ!?
298
じゃあ お先!
ちょっ…。
299
もう!
300
すいませんでした。
301
だから 授業の後
元気なかったんだ。
302
どうして 下宿
追い出されちゃったの?
それが…。
303
(ドアを開ける音)
≪おい!≫
304
(大谷)この 大バカ野郎が!!
305
目障りなもの
置いていきやがって!
306
俺んちは てめえの
物置じゃねえんだ!
307
お前の荷物だ!
もう帰ってくんな!
308
あ あの~…。
うるせえ!→
309
二度と そのツラ
見せんじゃねえぞ!
310
誰?あれ。
311
お 大家さん。
大家さん!?
312
何あれ?
(マリー)頑固オヤジです。
313
あんなに怒らせるなんて
あんた一体 何したの!?
314
大家さんが
置いてあった野菜を→
315
私が 勝手に食べてしまって。
316
えっ!?野菜食べただけ?
317
良かれと思って
麻婆ナスにして出したら→
318
すっごく怒って
もう 家に入れないって。
319
野菜食べたくらいで あんなに
怒ること ないじゃない!
320
あの大家さんめ!ゆるせぬな!!
321
でも 大家さんは いい人なんです。
頑固な所もあるけど→
322
ホントは 心の優しい人なんです。
どこがだよ~。
323
毎朝 死んだ おばあさんのために
お祈りしてるんです。
324
いい人に決まってます。
325
けど 何でそんないい人が
そんなことで怒るんだよ。
326
頑固オヤジは 日本の文化の
ひとつですから。→
327
文化の壁は 想像以上に
高いものなんですよ。
328
ん?…待てよ。
329
日本の文化?
どうしました?
330
王 そこに置いてあった野菜って
ナスだけだった?
331
野菜の種類 関係ないでしょ?
332
きゅうりが そばにありました。
333
ナスときゅうり…。
334
だから 何なんだよ!
335
もしかして…!?
336
王 とりあえず
大家さんに ちゃんと謝って。
337
はあ!?ふざけんなよ!
何で謝んなきゃいけないんだよ!
338
そうよ!王くんは悪くないよ!
339
それに 頑固オヤジは謝った
くらいじゃ 許してくれません。
340
じゃあ みんな 今から→
341
死んだ人を
呼び戻してみようか?
342
(生徒達)エエッ!?
343
これで 頑固オヤジも黙るわよ。
344
大変ですよ 王くん。
下宿 追い出されちゃって。
345
だとすると あいつも大変だなぁ。
はい?
346
いやいや… 身元引受人と
住む所が無くなっちゃあ→
347
とても学校には通えない。
348
となると あいつの
全員卒業させるっつう夢も…。
349
これで 終わりだ。エヘヘヘ…。
350
そっか~ 推薦状も もらえない。
351
いや!ハルコ先生なら
きっと何かやってくれますよ!
352
いやいや… 渋谷くん。
こればっかりはねぇ ホント→
353
どうしようも…。
(大谷)だから 離せって!
354
ちょっとだけだから
ちょっとだけ!待っててば!
何やってんだ!?あいつ!
355
(大谷)離せって!離せってんだ!
待ちなさいよ!
356
あっ!ヤベ!
357
おめえ 何やってんだよ!
358
こちらは?
王の下宿の 大家さんよ。
359
ええ!?
連れてきたの!?
360
また勝手に そんなこと
やらかしてんじゃないよ お前は!
361
どうせお前が
そそのかしたんだろ?
362
俺は許すつもりは ねえからな!
363
やっぱり頑固オヤジね!
謝っても 許してくれませんか。
364
何だと~!
いや すいません すいません…!
365
いいから 早く帰って
頂きなさい!
ダメよ!
366
王!はやく!
367
あ~ あのぉ…。
あああ~!もう→
368
付き合ってらんねえよ!
369
精霊馬 麻婆ナスにして
食べて すいませんでした!
370
精霊馬?
麻婆ナス?
371
王が食べた野菜の種類を聞いて
ピーンときたのよね。
372
それって確か
精霊馬じゃないのかって。
373
お盆の季節になると
野菜を 馬や牛に→
374
見立てて ご先祖様を
送り迎えをする。
375
日本じゃ よく知られた
文化だけど→
376
外国人には
なかなか分かんないのよ。
377
亡くなった奥さんを 送り迎えする
もんを食べられちゃあ…→
378
まあ 感情的になる気持ちも
わかんなくもないけどさ。
379
あの~…これ!
380
♪♪~
381
初めて作ったから
うまくいかなかったけど。
382
何だ こりゃあ?
龍です。
383
(王)中国では いっちばん
立派な動物なんです。
ふざけるな!
384
何が龍だ!
こんな妙なもんにな→
385
うちのばあさん
乗せられるかってんだよ!
386
まったく…どこまで
頑固オヤジなのよ!
387
ああ!?
素直に受け取ればいいじゃない。
388
ハルコ先生。
いい加減にしとけよ。
389
その精霊馬が気に入らなかったら
他にも たくさんあるけど。
390
どうぞ お選びください。
391
私のは ズッキーニで
作りました。オシャレでしょう?
392
私は パプリカで。座りやすいよ。
393
僕は ロボットの足をつけました。
394
俺のは タイヤ。速いぞぉ。
395
(ポール)
これなら 亡くなった ばあさんの
送り迎えも安心。
396
だから 王くんを…。
397
(生徒達)
許してあげてください!
398
♪♪~
399
みんな…。
400
文化の違いを知らないせいで
怒らせたりする事もある。
401
だけど みんな自分なりに
学びたくて 一生懸命なの!
402
こんな風にね。
403
お前ら 揃いも揃って…→
404
大バカ野郎だな!→
405
先生よ ちょっと
屋上借りるぜ。
406
へッ!?いいけど。
407
(大谷)ばあさん。
今年は賑やかだろう?→
408
妙な馬ばっかりだが どれでも
好きなのに乗ってってくれ。
409
王!
はい!
410
来年は 麻婆ナスにしやがったら
承知しねえぞ。
411
はい!
412
♪♪~
413
やっぱりすごいですね
ハルコ先生って。
414
そうだね。
415
面倒なやっちゃ。
416
♪♪~
417
先生 ありがとうございました。
418
♪♪~
419
いいのよ。
420
♪♪~
421
はい みんな。じゃあ
記念写真 撮りましょう!
422
(生徒達)おお~!
423
♪♪~
424
いちま~い。にま~い。
さんま~い。よんま~い。→
425
ごま~い。ろくま~い。
ななま~い。はちま~い。→
426
きゅうま~い…。
427
いちまい 足りな~い~!
428
それは 皿を
数え間違う話ですか!?
429
(生徒達)ハハハ…!
430
違うわよ!