米トルコ政府に事態沈静化求める方針
6月5日8時7分
トルコで反政府デモが続いていることについて、アメリカ政府はトルコ政府に対し、警官隊がデモを鎮圧するために行き過ぎた対応があったと懸念を伝え、事態の沈静化を目指すよう、求めていく方針を示しました。
トルコで反政府デモが広がり混乱が続いていることについて、アメリカ国務省のサキ報道官は、4日の記者会見で、ケリー国務長官がトルコのダウトオール外相と午後にも電話会談を行うことを明らかにしました。
そのうえで、「ケリー国務長官が警察の行動について懸念を伝える予定だ」と述べ、警官隊がデモを鎮圧するために行き過ぎた対応をしたという考えをトルコ政府に伝える方針を明らかにしました。
またサキ報道官は、「人々には平和的なデモを行う権利がある」としながらも、「すべての当事者に対してトルコ国内の沈静化を目指すよう求める」と述べて、トルコ政府やデモの参加者に冷静な対応を呼びかけていく考えを示しました。
アメリカ政府はトルコ政府に対し、内戦が続くシリア情勢の打開に向けて重要な役割を期待しており、事態の沈静化を目指してトルコ政府への働きかけを続けていく方針です。
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