乳房手術のA・ジョリーさん公の場に
6月3日9時0分
乳がんのリスクを減らすためとして乳房を切除し、その後再建する手術を受けたハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、手術を公表してから初めて公の場に姿を見せ、「女性の健康への議論が高まっていることをとてもうれしく思う」と述べました。
母親をがんで亡くしている女優のアンジェリーナ・ジョリーさんは、遺伝子の検査で乳がんになる確率が高いと指摘されたため、ことし、両方の乳房を切除してがんが発生するおそれがある乳腺部分を抽出し、その後再建手術を受けました。ジョリーさんは2日、事実婚の夫で俳優のブラッド・ピットさんと共に、イギリスのロンドンで行われたピットさんが主演する映画の試写会に出席し、先月中旬に手術を公表してから初めて公の場に姿を見せました。
ジョリーさんは、報道陣に対し、「自分の発表がきっかけとなり、女性の健康への議論が高まっていることをとてもうれしく思う」と述べ、手術を公にしたことで遺伝子検査や予防的な切除手術に注目が集まっていることを喜ぶとともに、「多くの人から支援を受けたことに感謝したい」と述べました。ジョリーさんの手術を巡ってはアメリカで賛否両論が出ていますが、最近になってジョリーさんの叔母が乳がんで亡くなったため、改めて注目されています。
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