脅迫電話事件で弁護士ら取り調べ
5月31日9時6分
3年前、愛知県警察本部の捜査員に脅迫電話がかけられた事件で、愛知県の65歳の弁護士らが、電話をかけた男に対し、捜査を妨害するために身を隠すよう指示するなどした疑いが強まったとして、警察は、31日朝から犯人隠避などの疑いでこの弁護士らの取り調べを始め、容疑が固まり次第、逮捕する方針です。
取り調べを受けているのは、愛知県弁護士会に所属する城正憲弁護士(65)らです。
この事件は、3年前、愛知県警の暴力団捜査を担当する捜査員に家族に危害を加えることを示唆する脅迫電話がかけられたもので、警察の調べによりますと、城弁護士らは、おととし、電話をかけた43歳の男に、捜査を妨害するために身を隠すよう指示するなどしたとして、犯人隠避などの疑いがもたれています。
男は、この事件を巡って起訴された名古屋市の会社役員、佐藤義徳被告(55)の元部下で、去年12月までの1年半にわたって所在が分からなくなり、佐藤被告の知人が警察の調べに「城弁護士に指示されて男を沖縄に逃亡させた」と話しているということです。
城弁護士はおととし、別の事件で起訴されていた佐藤被告の弁護を担当し、警察はその接見の際に不正の依頼を受けたとみて、容疑が固まり次第、逮捕する方針です。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ Quay lại ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~