スマホで決済米企業も参入へ
5月24日7時31分
スマートフォンを使ったクレジットカードの決済事業を手がけるアメリカの会社が、日本で飲食店など中小の事業者向けにサービスを始めることになり、スマートフォンのビジネス利用が広がるか注目されています。
日本に進出するのはアメリカのカリフォルニア州に本社がある「スクエア」です。
この会社の代表で、「ツイッター」の共同創業者としても知られるジャック・ドーシー氏が23日、東京都内で記者会見し、「三井住友カード」と共同で、日本の中小の事業者向けにスマートフォンを使ったカード決済ビジネスを始めると発表しました。
具体的には、飲食店などのスマートフォンやタブレット端末に、郵便切手ほどの大きさの専用機器を取り付けると、客のクレジットカードを読み取って決済ができるもので、サインなどによるカードの本人確認も可能だということです。本格的なレジの設備がなくても会計が簡単にできることから、アメリカではコーヒーショップなどの個人商店や中小企業に利用が広がっています。
ドーシー氏は「日本は自営業や個人事業主がとても多い国柄で、スマートフォンによる決済が広がると期待している」と話しています。同様のサービスには国内では、ネット通販大手「楽天」や通信大手の「ソフトバンク」が相次いで参入しており、スマートフォンの利用がビジネスでも広がるか注目されます。
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