陳光誠氏国際社会は中国に働きかけを
5月23日8時35分
中国からアメリカに渡った盲目の人権活動家、陳光誠氏がイギリス・ロンドンで記者会見し、中国の人権状況に改善はみられないとして、国際社会が中国に対する働きかけを強めるよう訴えました。
軟禁されていた中国・山東省の自宅を脱出し、去年、アメリカに渡った人権活動家、陳光誠氏は、22日、ロンドンで国際的な人権団体「アムネスティ・インターナショナル」が開いた記者会見に出席しました。
この中で陳氏は「中国では当局が法律を超えた力を持つ特殊な状況にあり、今なお多数の人が当局から不当な圧力などを受ける状況にある」として、人権侵害に改善はみられないと指摘しました。
そのうえで、「世界各国は中国との貿易で利益を得ることに腐心するのではなく、問題の解決につながる行動を起こすべきだ」と述べ、国際社会が中国に働きかけを強めるよう訴えました。
一方、「アムネスティ・インターナショナル」はこの日、世界の人権問題に関する年次報告書を併せて公表し、国際社会の対応が不十分なため、シリアをはじめ、各地の難民や移民が危険にさらされているとして、各国政府や国際機関にさらなる対応を促しました。
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