ロシアでも竜巻20人けが
5月23日6時17分
ロシアの首都モスクワの南にある町で22日、竜巻が発生し、180の建物で屋根や窓ガラスが壊れるなどの被害が出たほか、20人が切り傷などのけがをしました。
ロシア非常事態省によりますと、22日午後、モスクワから南におよそ300キロ離れたトゥーラ州のエフレモフ市で竜巻が発生し、住宅や学校、幼稚園などおよそ180の建物で屋根の一部が飛んだり、窓ガラスが割れたりしたほか、幼児3人を含む20人が手や足を切るなどのけがをしました。
現地で撮影された映像では、竜巻が渦を巻いて市街地に近づき、建物の建材のようなものが空中に吹き上げられる様子が映されています。
また、市内の道路では、車が横倒しになったり街路樹が折れたりしていて、竜巻で強い風が吹いたことがうかがえます。
非常事態省では、竜巻が発生した現場周辺に職員を派遣し、壊れた住宅の修理や一部で停止した電力の復旧作業に当たるとともに、詳しい被害の状況を調べています。ロシア気象庁によりますと、竜巻が発生した当時、現場周辺では寒冷前線が通過していて大気が不安定だったということです。
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