北茨城3年ぶりに海開きへ
5月22日6時44分
茨城県北茨城市は、震災のあと取りやめていた市内の海水浴場の海開きを、この夏、3年ぶりに行う方針を固めました。
北茨城市が管理する「磯原二ツ島海水浴場」は、震災による地盤沈下で一部の砂浜が満潮時に完全に水没するようになったほか、原発事故の影響で海水浴客が敬遠するとの懸念が挙げられたことなどから、震災のあと、茨城県内の海水浴場では唯一、海開きを取りやめていました。
しかし北茨城市は、一部の砂浜を立ち入り禁止にすれば海水浴客の安全は確保できること、周辺の海水から放射性物質は検出されていないことから、この夏は3年ぶりに、海開きを行う方針を固めました。
海水浴場の範囲は以前の半分程度とするほか、津波警報や注意報が発表された場合に海水浴客を速やかに誘導できるよう、ライフセーバー3人を新たに配置するということです。
北茨城市の担当者は「海水浴客がすぐに戻るかは分からないが、海開きをしないままでいることがイメージダウンにつながるおそれもあり、なんとか再開したい」としています。
北茨城市は、今月29日に開かれる地元の観光協会の総会で説明し、最終的な合意を得たいとしています。
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