カナダ氷塊ぶつかり住宅被害
5月13日7時0分
カナダの湖で、強い風によって出来た大きな氷の塊が、水際を越えて、湖畔の住宅や別荘にぶつかり、少なくとも20棟が被害を受けました。
カナダ中部のマニトバ州にあるドーフィン湖で、暖かくなって溶け出した氷が、強い風によって流され、湖畔で積み上がるようにして、高さ9メートルにもなる大きな塊となりました。
10日夜、氷の塊はさらに風に押し出されて水際を越え、湖畔にある住宅や別荘に次々とぶつかり、少なくとも20棟が被害を受けました。
地元の町は非常事態を宣言して、一部の住民が避難し、けが人は出ませんでしたが、氷によって壁が突き破られて、ほぼ全壊した住宅もあります。
地元の男性は、氷の塊が近づいてきた様子について、「竜巻のようなごう音をたてながら、氷がどんどん迫ってきた」と話していました。
この地域では、おととしも洪水が発生して大きな被害が出たということで、再び自然災害に襲われた住民たちは落胆しています。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ Quay lại ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~