三井住友銀インドネシアの銀行に出資へ
5月9日4時13分
大手銀行の「三井住友銀行」は経済成長が続くインドネシアで個人向け融資などの強化を図るため、現地の中堅銀行に、日本の銀行のアジアへの出資額としては過去最大規模となる1500億円を出資することになりました。
発表によりますと、三井住友銀行はインドネシアの中堅銀行「バンク・タブンガン・ペンシウナン・ナショナル」におよそ1500億円を出資し、最終的に株式の40%の取得を目指すとしています。
出資額はこれまで日本の銀行がアジアに出資した中では過去最大規模になるということです。
三井住友銀行は、今回の提携によってインドネシアで従来行ってきた現地法人を通じた日系企業への融資に加えて、個人向けや中小企業への貸し出しなどを強化し、収益の拡大を図るとしています。
国内での貸し出しが伸び悩んでいる日本の大手銀行は、成長が見込まれるアジアでの収益拡大を重視するようになっていて、「三菱東京UFJ銀行」がベトナムで資産規模2位の大手銀行に出資したほか、「みずほフィナンシャルグループ」がベトナムの大手国営銀行に出資するなどといった動きが相次いでいます。
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