国交省B787運航再開承認
4月26日19時18分
トラブルが相次ぎ、運航停止となっているボーイング787型機について、国土交通省は26日夜、全日空と日本航空に対し、システムの改修などを条件に運航の再開を認めました。
一方で国の運輸安全委員会などによる調査は続いていて、トラブルの原因は特定されていません。
ボーイング787型機について、アメリカのFAA=連邦航空局は、日本時間の25日夜、バッテリーシステムの改修などを条件に、26日付けで運航再開を認めると発表しました。
このため国土交通省は26日夜、全日空と日本航空に対し、FAAが求めるシステムの改修に加え、試験飛行の実施など独自の安全対策を条件に、運航の再開を認めました。
これを受けて、各社は試験飛行やパイロットの飛行訓練を行い、6月にも乗客を乗せた営業運航を再開させる見通しです。
ことし1月に相次いだトラブルでは、バッテリーが異常な高温になり、煙が出たり出火したりしたため、改修によって中の電池が過熱しないよう材質を変更したり、火がすぐに消えるよう設計を変更したりすることで、安全が確保できるとしています。
一方、日本の運輸安全委員会とアメリカのNTSB=国家運輸安全委員会による調査は続いていて、原因が特定されないまま、運航再開が認められる形となりました。
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