鶴岡八幡宮で伝統のやぶさめ
4月21日21時34分
神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で伝統のやぶさめが行われました。
鶴岡八幡宮のやぶさめは、今から８００年以上前に、源頼朝が武士の武芸向上や五穀豊じょうを願って始めたとされています。
２１日は、狩りぎぬ姿の地元の保存会の人たちが弓を手に馬にまたがり、参道を練り歩いたあと、代表の射手が天と地に向けて弓を引いて世の中の平穏を祈りました。
このあと１７人の射手が、長さ２５０メートルの馬場を馬に乗って駆け抜けながら、４０センチ四方の３つの的に目がけて次々と矢を放っていきました。
会場にはおよそ２万人が訪れ、矢が見事に的に命中すると、集まった人たちから大きな歓声や拍手があがっていました。
千葉県船橋市から訪れたという５０代の男性は「感動しました。馬と人が一体になった躍動感がすばらしかった」と話していました。
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