京都飲食店などが「蟹供養」
4月18日23時20分
カニ料理などを提供する飲食店の関係者が集まり、カニに感謝し商売繁盛を願う「蟹（かに）供養」が、京都府木津川市の蟹満寺（かにまんじ）で行われました。
蟹満寺には、近くに住む娘に助けられたカニが、娘を蛇から救って恩返しをしたという言い伝えがあり、毎年この時期に「蟹供養」が行われています。
１８日の「蟹供養」では、京都や大阪など関西各地からカニ料理などを提供する飲食店の関係者や、近くに住む親子連れなど、大勢の人が参列しました。
そして、毛ガニやタラバガニなどを前に、カニに感謝する法要が営まれたあと、参加者は水をためた石の鉢に生きたサワガニを放し、手を合わせて商売繁盛を祈っていました。
城陽市で魚介類の料理を提供している店の６５歳の経営者は、「日頃、生けすにカニなどを入れているので、きょうは感謝の気持ちを込めて参列しました」と話していました。
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