「緊急発進最多」に中国側反発
4月18日22時49分
防衛省が、昨年度1年間に航空自衛隊の戦闘機が外国機に対して行ったスクランブル=緊急発進で、国別では中国機が初めて最も多かったと発表したことについて、中国外務省は、「日本がやるべきことは、多くの航空機を発進させることではない」などと述べ、反発しました。
防衛省は17日、昨年度1年間に航空自衛隊の戦闘機が行った緊急発進の回数を発表し、中国機に対する緊急発進が306回と、初めてロシア機を上回り、最も多かったことを明らかにしました。
これについて、中国外務省の華春瑩報道官は、18日の記者会見で、「日本側は絶えず挑発行動をとっていて、これが島を巡る情勢を緊張させ続けている根本的な原因だ」と述べて、日本側の緊急発進を非難しました。
そのうえで、「日本が今やらなければならないのは、多くの航空機を発進させることではなく、より多くの誠意と実際の行動によって、中国と共に努力し、対話を通して問題を解決する方法を探していくことだ」と述べ、緊張を高めているのは日本側だとする、これまでの主張を繰り返しました。
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