米住宅着工年間100万戸を回復
4月16日23時15分
アメリカの景気の先行きを示す指標とされる住宅着工件数は、先月、前の月より7%増えて、2008年6月以来およそ5年ぶりに年間に換算して100万戸の水準を回復し、住宅市場が改善する傾向が続いています。
アメリカ商務省が16日に発表した先月、3月の住宅着工件数は、年間に換算して103万6000戸と、前の月より7%増えました。
住宅着工が100万戸を超えるのは、2008年6月以来およそ5年ぶりのことで、市場が事前に予想していた93万戸程度も大きく上回りました。
先月の着工件数は、一戸建てが4.8%減ったものの、5世帯以上のマンションなどの集合住宅が26.9%増加しています。
アメリカの住宅着工は、中央銀行に当たるFRBの金融緩和策で住宅ローン金利が大きく下がっていることなどに後押しされ、2008年のいわゆるリーマンショック前の水準まで回復しており、一部では宅地価格の上昇や建築資材の値上がりなどにもつながっていると指摘されています。
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