2人目の感染北京市が拡大防止へ
4月15日21時31分
H7N9型の鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が相次いでいる中国の首都・北京で、2人目の感染者が確認され、北京市は、感染源の特定を進めるとともに、生きた鳥の販売を停止するなど、感染拡大の防止に乗り出しています。
中国の衛生当局によりますと、15日に新たにH7N9型の鳥インフルエンザウイルスへの感染が確認されたのは、江蘇省昆山の60歳の男性と、浙江省湖州の68歳の女性で、すでに感染が確認されていた江蘇省南京に住む77歳の女性が死亡しました。
また、北京市の衛生当局によりますと、13日、初めて市内で7歳の女の子の感染が確認されたことから、周辺の関係者などの検査を行った結果、女の子の両親から生きた鳥を購入していた住民の近くに住む4歳の男の子が感染していることが14日夜、分かったということです。
インフルエンザなどの症状は出ていないということで、北京市はこの男の子を病院に入院させ、ほかにも感染した人がいないか調べています。
インフルエンザの症状が出ていない人から、H7N9型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは初めてです。
北京市は、引き続き、感染の可能性がある人の検査を行いながら感染源の特定を進め、さらに、生きた鳥の販売を停止するなど、感染拡大の防止に乗り出しています。
中国で、感染が確認された人は、合わせて63人で、このうち14人が死亡しています。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ Quay lại ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~