釜石“ど根性桜”ことしも花
4月12日0時28分
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市で、津波をかぶりながらも、コンクリートの僅かな隙間から力強く幹を伸ばした、通称「ど根性桜」が、ことしも花を咲かせ、人々を元気づけています。
釜石市唐丹町の荒川地区で、コンクリートの僅かな隙間から幹を伸ばした、樹齢30年ほどのソメイヨシノは、震災の津波をかぶりながらも塩害に負けず、高さ2メートルほどにまで枝をはっていて、地元の人たちが「ど根性桜」と呼んで親しんでいます。
震災のあとも、春になると花を咲かせていますが、ことしも花が咲き始め、三分咲きほどになりました。
20年ほど前から大切に世話をしてきた、近くに住む小下巧一さん(83)は、「ど根性桜はやはり力強いです。見ていると元気になります」と話していました。
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