鳥インフルエンザ感染者33人に
4月10日21時5分
中国でH7N9型の鳥インフルエンザウイルスに感染した人は、10日新たに、上海市や江蘇省などで5人の感染が確認されたことで合わせて33人、死者は9人となりました。
中国各地の衛生当局の発表によりますと、10日新たに感染が確認されたのは、上海市の76歳と81歳の女性2人と、江蘇省無錫市の70歳と74歳の男性2人、それに浙江省杭州市の65歳の男性の合わせて5人です。
このうち江蘇省の2人は症状が重いということです。
これでH7N9型の鳥インフルエンザウイルスに感染したことが確認された人は、上海市、江蘇省、浙江省、それに安徽省の合わせて33人となり、このうち9人が死亡しています。
これまで市場で売られていた鶏やハトなどから、H7N9型の鳥インフルエンザウイルスが検出されていることから、各地の衛生当局は市場での生きた鳥の取引を禁止したほか、南京市では10日から都市部の家庭で鶏などを飼うのを禁止するなど、感染拡大の防止に努めています。
また、渡り鳥がウイルスを運んでいる可能性も排除できないため、中国当局は、全国各地の自然保護区や湿地などで渡り鳥のふんなどを採取して分析を急いでいますが、これまでのところ、野生の鳥からウイルスは検出されていないということです。
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