昭和初期の豪華な客車初公開
4月8日23時2分
昭和の初期に、外国人観光客を呼び込んで外貨を獲得しようと、当時の鉄道省が作った豪華な客車の内部が、さいたま市の鉄道博物館で初めて公開されました。
公開されたのは、昭和5年に当時の鉄道省が製造した「マイテ39」という定員14人の1等客車です。社交場となる展望室や展望デッキを備えているほか、外国人に日本の文化をアピールするため、内装は黒い漆で塗られた柱や壁に金の飾りをあしらった「桃山式」と呼ばれる豪華なデザインになっています。
製造された当時、外貨を獲得するために外国人観光客を誘致しようと、この豪華客車を使って東京と下関を結ぶツアーが行われたということです。
車内を見学した人たちは、豪華な内装の写真を撮ったり、ソファの座り心地を確かめたりしていました。
訪れた31歳の男性は、「非常に豪華な内装で歴史を感じました。このような列車が走っていたら乗ってみたいです」と話していました。
この客車は、さいたま市の鉄道博物館で、6月10日まで公開されます。
鉄道博物館の学芸員の奥原哲志さんは、「鉄道の歴史を知ってもらうため、今回初めて公開しました。多くの人に見てほしいです」と話していました。
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