「H7N9型」感染新たに4人確認
4月2日23時30分
これまで人への感染が確認されていなかった「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスについて、中国東部の江蘇省の衛生当局は、新たに4人の感染が確認されたと発表しました。
これで、中国での感染者は合わせて7人になり、このうち2人が死亡しています。
発表によりますと、4人の患者はそれぞれ、南京市の45歳の女性、宿遷市の48歳の女性、蘇州市の83歳の男性、無錫市の32歳の女性です。
4人は先月19日から21日にかけて発熱やせきなどの症状を訴え、詳しい検査の結果、いずれも2日になって「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスに感染していることが確認されました。
4人は病院で治療を受けていて、いずれも重体だということです。
このうち、南京市の女性は食用の鳥を処理する仕事をしているということですが、これまでのところ4人には互いに関係性は見つかっていません。
また、4人の周辺でこのウイルスへの感染が確認された人はいないということです。
江蘇省の衛生当局は、医療機関で原因不明の肺炎などの症例の監視態勢を強化するとしています。
「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスは、これまで人への感染が確認されていませんでしたが、先月、上海で2人が死亡したほか、東部の安徽省でも1人の感染が確認されており、中国での感染者は合わせて7人になりました。
中国政府は、感染ルートやウイルスの毒性、それに人への感染力などについて分析を進めています。
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