介護福祉士外国人の合格率は微増
3月29日0時48分
EPA=経済連携協定に基づき来日した外国人が受験した介護福祉士の国家試験の合格発表が28日に行われ、128人が合格しました。
合格率はおよそ40%で、ことしの試験から問題のすべての漢字にふりがなをふるなどしましたが、去年よりも僅かな増加にとどまりました。
介護福祉士の資格の取得を目指し、EPAで来日した人の受験は今回が2回目で、ことし1月、インドネシアとフィリピンから訪れている322人が受験し、28日に合格発表が行われました。
厚生労働省によりますと、128人が合格し、合格率は39.8%で去年を1.9ポイント上回りました。
試験では日本語の読み書きが壁となっていることから、ことしの試験では、問題のすべての漢字にふりがなをふり、試験時間も1.5倍に延長しましたが、合格率の上昇は僅かにとどまりました。
全体の合格率は64.4%で、EPAの受験者の合格率は依然として低い水準にとどまっていて、厚生労働省は「今後も必要に応じて制度の改善を図りたい」としています。
介護施設で働き続けるには、来日から4年以内に介護福祉士の資格を取得しなければならないことになっていますが、政府は、今回、不合格となった人も、試験の点数が一定以上だった場合などには、滞在期間を1年延長する措置を取ることにしています。
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