暴力団幹部“殺害指示”で無期懲役
3月29日0時48分
7年前、不動産のトラブルから東京・港区の路上で不動産管理会社の元役員を殺害した罪に問われた暴力団幹部に対し、東京地方裁判所は「無防備な一般市民を殺害した反社会性の高い犯行だ」と指摘して、無期懲役を言い渡しました。
山口組系暴力団の幹部、松本英也被告(54)は、平成18年に東京・港区の路上で不動産のトラブルから当時58歳だった不動産管理会社の元役員を配下の組員に指示して包丁で刺して殺害した罪に問われました。
裁判で松本被告側は「殺害を指示していない」などと主張していました。
判決で東京地方裁判所の鹿野伸二裁判長は「実行犯との連絡の状況などから被告が殺害を指示したと認められる。不動産のトラブルで無防備な一般市民を殺害した反社会性の高い犯罪で、刑事責任は極めて重い」として松本被告に無期懲役を言い渡しました。
この事件では、殺害された元役員の遺族が「暴力団組織のトップにも責任がある」と去年、訴えを起こし、山口組系の暴力団後藤組の当時の組長が1億円余りを遺族に支払って和解しています。
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