北海道電力値上げ方針を正式表明
3月27日22時8分
北海道電力は、原子力発電所の運転停止の影響で大幅に悪化している経営状況を改善するためとして、家庭向けなどの電気料金を値上げする方針を正式に表明しました。
北海道電力は、泊原子力発電所の運転停止に伴って火力発電所の燃料費が大幅に増えたことなどから、今年度(平成24年度)の決算が過去最大の1440億円の赤字となる見込みです。
こうした状況を受けて27日、記者会見した北海道電力の川合克彦社長は、「泊原発の運転再開を見通すことができず、このままでは経営が立ち行かなくなる」と述べ、電気料金を値上げする方針を正式に表明しました。
具体的な値上げ幅などは明らかにしませんでしたが、北海道電力は家庭向けの料金については1割程度、企業など大口向けの料金も値上げする方向で検討を進め、ことし9月ごろからの実施を念頭に、来月にも政府に申請する見通しです。
申請が認められれば、北海道電力としては昭和56年以来、32年ぶりの本格的な値上げとなります。
家庭向けなどの電気料金の値上げを巡っては、東京電力がすでに実施しているほか、関西、九州、東北、四国の各電力会社も申請しています。
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