北ア鹿島槍ヶ岳で2人死亡滑落か
3月27日21時5分
長野県の北アルプスの鹿島槍ヶ岳で、東京から登山に訪れていた女性2人が死亡しているのが見つかり、警察は滑落したものとみて原因を調べています。
警察によりますと、今月23日から2泊3日の予定で北アルプスの鹿島槍ヶ岳に登山に出かけていた東京・新宿区の公務員、安田麻衣さん(37)と、調布市の団体職員、木村知香子さん(36)の2人が下山予定日の25日を過ぎても戻らないと、26日夜、家族から警察に通報がありました。
警察がヘリコプターで捜索したところ、27日午前11時すぎ、鹿島槍ヶ岳に登る途中にある標高2618メートルの「アラ沢ノ頭」と呼ばれる場所から300メートル余り下の斜面に2人が倒れているのが見つかったということです。
2人はすでに死亡していて、警察が調べた結果、死亡したのは安田さんと木村さんの2人と分かりました。
見つかったとき、2人はロープでつながっていて、ヘルメットが割れ全身にけがをしていたということで、警察は登山中に滑落したものとみて原因を調べています。
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