休止のトロッコ列車が運行再開

3月27日21時5分

群馬県安中市で、老朽化のため運行を休止していたトロッコ列車が新しい機関車を使って２年ぶりに再開されることになり、２７日、出発式が行われました。

このトロッコ列車は長野新幹線の開通で廃止されたＪＲ信越線の横川と軽井沢の間の線路の一部を活用して、地元の安中市などが運行していました。
機関車が老朽化したため、２年前から休止していましたが、市が新たにディーゼル機関車を購入して運行が再開されることになりました。
２７日は関係者が集まって出発式が行われ、新しい機関車が披露されたあと地元の小学生たちが合唱をして、運行の再開を祝いました。このあと、試乗会が行われ、参加者は窓から外を眺めたり、ビデオに風景をおさめたりして、２０分ほどの短い旅を満喫していました。栃木県から来た女性は「また紅葉の季節にも子どもと来てみたいです」と話していました。
このトロッコ列車は２９日から来月６日までは、毎日一日４往復運行され、そのあとも土日や祝日を中心に運行されることになっています。

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