習近平主席訪ロは予想以上の成果
3月24日19時54分
就任後初めての外遊でロシアを公式訪問した中国の習近平国家主席は、「予想していた以上の成果があった」と強調し、続いてアフリカ歴訪を開始しました。
22日からロシアを公式訪問した習近平国家主席は、プーチン大統領と首脳会談を行い、中ロの戦略的な協力関係をさらに深めていくことで合意しました。
そして、共同声明を発表し、主権や領土などの「核心的利益」に関する問題で、互いを固く支持しあうことや、ミサイル防衛計画の一方的かつ無制限な強化に反対することなどを明記して、沖縄県の尖閣諸島を巡って対立する日本と同盟国のアメリカをけん制しました。
習主席はこのほか、モスクワの大学で講演したり、ロシア国防省の作戦管理センターを外国の元首としては初めて参観したりするなど、3日間の滞在中に、およそ20の日程をこなして、中ロの親密な関係をアピールし、メドベージェフ首相と会談した際には、「今回のロシア訪問は、予想していた以上の成果があった」と強調しました。
習主席は24日、次の訪問国のタンザニアに向かい、アフリカ歴訪を開始しました。
中国政府は、資源の確保や将来の大市場としての観点からアフリカを重視しており、習主席の今回の歴訪で、一層の関係強化を目指します。さらに、習主席は、南アフリカでブラジルやインドもメンバーになっているBRICS=新興5か国の首脳会議に出席し、新興国どうしの結束も図ることにしています。
Download (PDF, Video): (liên hệ Admin)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ Quay lại ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~