連続通り魔医療少年院送致へ
3月21日20時25分
おととし、埼玉県と千葉県で女の子が相次いで刃物で傷つけられた事件で、家庭裁判所から検察に送られ、殺人未遂などの罪で起訴されたあと、再び家庭裁判所に移された少年について、さいたま家庭裁判所は再発を防ぐには発達障害の治療が必要だとして、21日、少年を医療少年院に送る決定をしました。
おととし、埼玉県三郷市と千葉県松戸市で中学生と小学生の女の子が刃物で襲われて大けがをした事件で、逮捕された当時、高校生で三郷市の18歳の少年は、家庭裁判所から刑事処分が相当だとして検察庁に送られました。
殺人未遂などの罪で起訴されましたが、さいたま地方裁判所は「少年の発達障害が事件に影響していて、医療少年院で治療することが再犯防止の最良の手段だ」として、少年を再び家庭裁判所に移す決定をしていました。
これを受けて、21日、さいたま家庭裁判所で審判が開かれ、山崎雄大裁判官は少年を医療少年院に送ることを決定しました。
「少年の治療や教育には相当の長期間を要する」として、少なくとも23歳、改善が見られない場合は26歳まで、医療少年院で治療を続けるべきだとしています。
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