近畿~東北強風・突風に注意
3月18日21時31分
低気圧と前線の影響で広い範囲で風が強まり、大気の状態が不安定になっています。
これから19日の未明にかけて近畿から東北の沿岸部を中心に非常に強い風が吹く見込みで、気象庁は、強風や突風などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、発達した低気圧が日本海を東へ進み、低気圧から延びる前線が本州付近を通過しているため、広い範囲で南寄りの風が強まっています。
神奈川県の藤沢市辻堂では午後8時すぎに21.1メートル、静岡県御殿場市では午後7時すぎに25メートルの最大瞬間風速を観測しました。
日中、前線が通過した西日本や沖縄・奄美では大気の状態が不安定になって雨雲が発達し、沖縄県の石垣市登野城では正午すぎまでの1時間に94ミリの猛烈な雨を観測しました。
低気圧と前線が東へ進むため、近畿と東北はこのあと数時間、関東甲信と東海ではこれから19日の未明にかけて沿岸部を中心に非常に強い風が吹く見込みです。
最大風速は、近畿で25メートル、関東で22メートル、東海と東北で20メートルと予想され、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達する見込みです。
海は広い範囲でしけが続く見込みです。
南から暖かく湿った空気が流れ込むため、近畿や東海では大気の不安定な状態が続き、局地的に雷や突風を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、強風や高波、落雷、竜巻などの突風、雪解けによる低い土地の浸水や川の増水、雪崩などに十分注意するよう呼びかけています。
Download (PDF, Video): (liên hệ Admin)