全人代閉会へ新首脳の発言に注目
3月16日23時36分
中国の全人代=全国人民代表大会は17日、最終日を迎え、習近平国家主席が就任後初めての演説を行うほか、閉会後には李克強首相も初めての記者会見を行う予定で、日中関係やそのほかの山積する課題に2人の新しい首脳がどう取り組もうとしているのか、発言の内容が注目されます。
今月5日に開会した全人代では、去年11月の共産党大会で党のトップになった習近平総書記を国家元首である国家主席に、党の序列2位の李克強氏を首相に選出したほか、16日は元駐日大使の知日派、王毅氏の外相就任など、閣僚人事も決定しました。
最終日の17日は日本時間の午前10時から全体会議が開かれ、ことしの経済成長率の目標を7.5%程度とする方針を示した政府活動報告などの採択に続いて、習主席が就任後初めての演説を行います。
そして、閉会後には李首相も内外の記者を前に初めて会見を行い、新体制の施政方針について説明することになっています。
沖縄県の尖閣諸島を巡って悪化した日中関係のほか、党の幹部の腐敗、経済格差の拡大、環境汚染など山積する課題に、2人の新しい首脳がどう取り組もうとしているのか、発言の内容が注目されます。
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