「200系新幹線」のラストラン
3月15日22時7分
東北新幹線と上越新幹線の開業時から使用され、鉄道ファンに人気がある「200系新幹線」が定期運転を終え、15日夜、最終の列車が多くのファンに見守られながら東京駅を出発しました。
200系新幹線は東北新幹線と上越新幹線が開業した31年前から使用され、先頭車両の形から「団子っ鼻」という愛称で鉄道ファンに人気があります。
車体の老朽化からダイヤ改正にあわせて、15日で定期運転を終えることになり、最終列車が出発する東京駅では、ラストランを見届けようと発車時刻の1時間以上前からおよそ2000人の愛好家たちが集まりました。
そして、新潟駅へ向かって動き始めると、集まった人たちは「ありがとう」と声を掛けたり、拍手をしたりしながら最後の雄姿を写真に収めていました。
鹿児島県から来たという35歳の男性は「愛嬌のある団子っ鼻が魅力で、新潟県中越地震では脱線しながらも乗客の安全を守った車体です。さみしくなりますが、感謝の気持ちを伝えたいです」と話していました。
最終列車に乗るため横浜市からきたという15歳の男の子は「生まれたころから新潟のおじいちゃんの家へ行くために乗っていました。15年の付き合いなので、とても残念ですが、お疲れさまでしたと言いたいです」と話していました。
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