パンスターズすい星の観測会
3月14日22時14分
太陽に接近した状態にある「パンスターズすい星」の観測会が、14日夜、東京都心部の高層ビルで開かれ、天文ファンなどがすい星特有の尾を引く姿を楽しみました。
「パンスターズすい星」は今月10日に太陽に最も接近し、現在、国内では、最も観測しやすい時期を迎えています。
東京・港区にある六本木ヒルズの屋上で開かれた観測会には、天文ファンなどおよそ20人が参加し、午後6時ごろから西の空を見守りました。
空には薄い雲がかかっていたため、肉眼では観測できませんでしたが、NHKのカメラや、会場に用意された大型の双眼鏡では、わずかに尾を引くすい星の姿が確認できました。
すい星は15分ほど姿を見せたうえ、雲に隠れて見えなくなりました。
観測会に参加した29歳の会社員の男性は「都内での観測は難しいと思っていましたが、見ることができて、参加したかいがありました」と話していました。
パンスターズすい星は15日以降も、条件さえよければ、日没後の西の低い空で見られるほか、今月下旬からは日の出前の北東の空にも姿を現します。
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