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韓国の寺関係者窃盗仏像の返還に触れず (15-03-2013)
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韓国の寺関係者窃盗仏像の返還に触れず

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長崎県対馬市の寺から盗まれ韓国で見つかった仏像について、もともと仏像を所有していたと主張する韓国の寺の関係者が対馬市で記者会見し「国際条約に基づき円満に解決したい」と述べましたが、仏像の返還について具体的な言及は避けました。

長崎県対馬市では、去年10月、国の重要文化財の仏像など3件の文化財が相次いで盗まれ、韓国の警察は、ことし1月、韓国人の窃盗団を検挙し仏像2体を回収しました。
このうち、長崎県の文化財に指定されている観世音菩薩坐像について、韓国にあるプソク寺が「もともと所有していたのは自分たちだ」と主張していて、14日、寺の関係者らが対馬市を訪れました。
一行は、仏像を所蔵していた対馬市の観音寺を訪れましたが、関係者とは面会できず、入り口で手を合わせてお経を読み、その場をあとにしました。
韓国の寺の関係者らは、このあと記者会見し「寺の住職に会うことができなかったのは残念だ。国際条約に基づき円満に解決したい」と述べましたが、仏像の返還について具体的な言及は避けました。
また、観音寺に対し、韓国の作家が制作したブロンズ製の仏像と、プソク寺にゆかりのある女性をかたどったマスコットの人形を記念に渡す考えだったと説明しました。
観音寺の元住職の田中節孝さんは「地域で長年育んできたものを今になって返せと言う発想自体が信じられない。韓国の寺の関係者と会うつもりは全くない」と話しています。
この問題を巡っては、韓国の裁判所が「仏像が日本に渡った経緯が明らかになるまでは返還できない」とする仮処分を出し、仏像を保管している韓国政府は、日本政府の要請を受けて、国際条約などに基づいて返還すべきかどうか検討しています。
対馬市と観音寺によりますと、「観世音菩薩坐像」は、仏像の中に収められていた文書の記録などから、14世紀に朝鮮半島の高麗で造られ、500年余り前に寺に伝わったとされています。
対馬と朝鮮半島の間では、古くから貿易などの交流が盛んに行われ、対馬市は「観音寺の仏像も、仏教の普及や仏教工芸品の隆盛に伴ってもたらされたと考えられる」としています。

 

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