手作り灯ろうで犠牲者を追悼盛岡
3月10日23時21分
東日本大震災の発生から11日で2年になるのを前に、盛岡市では、およそ7000個の手作りの灯ろうに火がともされ、犠牲になった人たちを追悼しました。
盛岡市の中心部にある盛岡城跡公園や近くの河川敷などには、東日本大震災で犠牲になった人たちを追悼しようと、牛乳パックなどで作られた灯ろうおよそ7000個が並べられました。
灯ろうは、被災地を支援しているボランティア団体やNPOなどの呼びかけに応じて、県内をはじめ海外からも寄せられ、日が暮れるのに合わせて、火がともされました。
灯ろうには、「心をひとつに」や「決してわすれない」などと復興への願いや亡くなった人への思いが書かれています。
集まった人たちは、灯ろうの明かりをじっと眺めたり、写真を撮ったりしていました。
盛岡市の女性は、「このような催しを通じて、被災地を忘れないようにする取り組みを続けることの重要性を改めて感じました。3年目も被災した人たちと一緒に、前に進んでいきたい」と話していました。
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