避難の人たちとのり巻き作り交流群馬
3月9日23時10分
東日本大震災から2年になるのを前に、原発事故で避難している人たちを励まそうと、地元の人たちと一緒にのり巻きを作る交流会が群馬県太田市で開かれました。
この交流会は群馬県太田市のボランティアグループが開いたもので、原発事故で福島県の南相馬市や双葉町などから太田市などに避難しているおよそ30人が参加しました。
交流会では、地元の人たちと協力して長さ1メートル50センチののり巻きを作り、形が崩れないように互いに声を掛け合いながら、慎重な手つきでのりを巻いていました。
そして、12本ののり巻きが出来上がると、早速、切り分けて食べたり、会話を楽しんだりして交流を深めていました。
南相馬市から避難している50代の女性は「気持ちの面でもまだ復興が進んでいない感じがします。こうした催しがあると、元気をもらって笑顔も出ます」と話していました。
主催したボランティアグループの赤堀賢一会長は、「今でもつらい思いをしている方々に明るく過ごせる時間を提供できたらと思い、企画しました。笑顔を見ることができ、うれしいです」と話していました。
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