大分市議会覆面レスラーを認めず
3月6日19時36分
先月行われた大分市の市議会議員選挙で当選したプロレスラーの男性が覆面姿での議員活動を認めるよう求めたことに対して、大分市議会は、覆面姿で議会などに出席することを認めない決定をしました。
この男性は、先月24日に行われた大分市の市議会議員選挙で初当選したプロレスラーのスカルリーパー・エイジさん(44)です。
覆面姿で選挙活動を行ってきたことから、当選後も「覆面はいわば正装だ」として覆面姿での議員活動を認めるよう訴え、市議会の各会派は今月11日の市議会の開会を前に対応を協議してきました。
6日は各会派の代表が集まって話し合いを行い、「議会の品位を尊重すべきで、原則、認められていない」として覆面姿で議会や委員会に出席することを認めない決定をしました。
一方、リングネームについては、「通称を使って当選したことから、投票した人の思いを考える必要がある」などの理由で、認めることにしました。
会議を傍聴したスカルリーパー・エイジさんは「覆面を脱ぐつもりはありません。言い分は理解しましたが覆面の着用は前例もあるし、これがだめだというのは差別だと思います。議場に入れてもらえなかったら議会が終わるまで外で待っているしかありません」と話していました。
Download (PDF, Video): (liên hệ Admin)