民主・細野氏維新との選挙協力を模索
3月4日20時58分
民主党の細野幹事長は記者会見で、3日、日本維新の会の松井幹事長と会談したことを明らかにしたうえで、夏の参議院選挙に向け、維新の会との選挙協力を引き続き模索したいという考えを示しました。
この中で民主党の細野幹事長は、「以前、日本維新の会の松野国会議員団幹事長と話していた際、松井幹事長と一度会っておいた方がいいのではないかという話になった。これまで松井幹事長としっかり話をしたことがないので会うことにした」と述べ、3日、維新の会の松井幹事長と大阪市内で会談したことを明らかにしました。
そのうえで細野氏は「民主党と維新の会が政策すべてで一致することは難しい。ただ、参議院選挙に両党から候補者を擁立することになれば、特に1人区では、自民を利することは明らかであり、政策のすり合わせの進展を踏まえながら情報交換ができればいい」と述べ、参議院選挙に向け、維新の会との選挙協力を引き続き模索したいという考えを示しました。
これに関連して維新の会の松井幹事長は、大阪市で記者団に対し、細野氏との会談を認めたうえで、「『民主党とは公務員制度改革や教育改革など、政策の背骨のところで合わないところがある』と細野氏に伝えた。民主党の一部の人とは連携できても、党としては政策が一致しないと無理ではないか」と述べました。
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