韓国外相候補竹島上陸に問題なし
2月28日23時12分
韓国のパク・クネ政権で外交通商相に指名されたユン・ビョンセ氏は、島根県の竹島について、「島はわが国のものであり、国家元首が必要だと考えれば、訪問するということに大きな問題はない」と述べて、この問題で妥協しない立場を強調しました。
外交官出身のユン・ビョンセ氏は、パク・クネ大統領から外交通商相に指名され、28日、国会の承認を受けるための聴聞会に出席しました。
この席でユン氏は、去年8月に当時のイ・ミョンバク大統領が竹島に上陸したあと、日韓関係が冷え込んだことについて、「関係が特に悪化したというより、日本が島を紛争地にしようという戦略を強化したとみている」と述べて、原因は日本側にあるという認識を示しました。
そのうえで、「島はわが国のものであり、国家元首が必要だと考えれば、訪問するということに大きな問題はない」と述べて、この問題で妥協しない立場を強調しました。
ただ、パク大統領が竹島に上陸すべきかについては、「いつ行くのが適切かなど、総合的に考慮して、大統領に意見を伝える」と述べて、詳しい言及を避けました。
また、ユン氏は日韓関係について、「日本側が、過ちを改める姿勢を通じて関係が改善されるべきだ」として、竹島問題や従軍慰安婦問題で、日本側の前向きな対応が必要だという考えを示しました。
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