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結核予防JOYさんが訴え (26-02-2013)
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結核予防JOYさんが訴え

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若い世代で結核に感染する人が目立っているとして、東京都は、25日、若者に人気があり結核で入院した経験があるタレントのJOYさんを招いて、予防を訴える講演会を開きました。

東京・渋谷区で開かれた講演会にはおよそ200人が集まりました。25日、若い世代に結核への関心を持ってもらおうと、おととしに結核となり3か月間入院したタレントのJOYさんを招いて、当時の体験を聞きました。
JOYさんは「当時は結核について知識がなく発症を知って不安になりました。また、せきや発熱が長期間続いて、病院に行ってもかぜと言われ、なかなか結核の検査を受けられませんでした。患者側が知識を持って、医師に検査を求めることも必要と思いました」と話していました。
東京では、おととし結核の患者のうち3人に1人、32パーセントを、20歳から49歳までの働き盛りが占めていて、全国平均の21.8%を大きく上回っています。
東京都は、働き盛りの会社員が結核を発症するケースも増えていることから、社内に結核対策の担当者を置いてもらい、治療を進めている社員の薬の服用状況や健康状態などを報告してもらう取り組みも進めているということです。
東京都感染症対策課の吉田道彦課長は「結核は年間2000人以上の患者が亡くなっている怖い病気です。2週間以上せきが続く場合は、結核を疑って医療機関を受診してほしい」と話していました。

 

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