安倍首相米訪問終え帰国の途に
2月24日0時3分
ワシントンを訪れていた安倍総理大臣は、アメリカのオバマ大統領との首脳会談など、一連の日程を終え、日本時間の23日夜遅く、帰国の途につきました。
今月21日からワシントンを訪れていた安倍総理大臣は、オバマ大統領との初めての日米首脳会談で、日米同盟を強化していくことを確認しました。
そのうえで両首脳は、沖縄県の尖閣諸島を巡る中国の動きや、北朝鮮の3回目の核実験に対し、連携して対応していくことを確認したほか、安倍総理大臣は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設を、日米合意に基づいて早期に進めていく考えを伝えました。
一方、焦点のTPP=環太平洋パートナーシップ協定について、両首脳は、交渉参加に際し、一方的にすべての関税の撤廃をあらかじめ約束することを求められるものではないことを確認し、共同声明として発表しました。
会談後の記者会見で、安倍総理大臣は、「聖域なき関税撤廃が前提ではないことが明確になった」と述べ、交渉参加に向けて、なるべく早く判断する考えを示しました。
そして、安倍総理大臣は一連の日程を終え、日本時間の23日夜遅く、政府専用機でワシントンを出発し、帰国の途につきました。
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