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前方後円墳の堀に柱の穴の跡 (22-02-2013)
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前方後円墳の堀に柱の穴の跡

2212038

 

 

大阪・堺市にある全国有数の大型の前方後円墳「ニサンザイ古墳」で、堀の中から、柱の穴の跡がまとまって見つかりました。
前方後円墳の堀から柱の跡が見つかったのは全国で初めてで、専門家は、堀に橋を架け、祭壇を設けていた可能性があると指摘しています。

ニサンザイ古墳は、5世紀後半に作られたとされる全長290メートル余りの前方後円墳で、全国で8番目の規模です。
堺市の発掘調査の結果、古墳の外側の堀の中から、1辺が90センチの四角い穴や、直径40センチの丸い穴などが、合わせて29か所で見つかりました。
このうちの1か所で、クヌギが刺さった状態で見つかったことから、堺市は、堀の中には柱が立てられていたとみています。
穴の跡は、堀の外側から古墳の後円部に向かって、一部2列で延びていて、古墳に近い場所では幅が広がり、縦3列、横7列に並んでいたということです。
これについて日本建築史が専門の神戸大学の黒田龍二教授は、「堀の外から後円部にかけて橋が架けられ、後円部に向かって祭壇があったのではないか」と推定しています。
調査した堺市によりますと、前方後円墳の堀から柱の跡が見つかったのは、全国で初めてだということです。
考古学が専門で、大阪府立近つ飛鳥博物館の白石太一郎館長は、「5世紀の巨大な前方後円墳の周囲の堀の問題を考えるうえで、決定的な資料が初めて出てきたという意味で、大切な調査だった。まだ調査が十分ではないが、埋葬に必要な施設として、橋が作られた可能性も十分考えられる」と話しています。

 

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