尖閣沖中国監視船が一時領海侵入
2月22日0時10分
21日午後、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国の漁業監視船1隻が一時、日本の領海に侵入しました。中国当局の船が尖閣諸島沖の領海に入るのはことし8回目です。
21日午後3時半すぎ、尖閣諸島の久場島の西北西の海域で、中国の漁業監視船1隻が日本の領海に侵入したのを、第11管区海上保安本部の巡視船が確認しました。領海に入ったのは「漁政206」で、およそ20分間、領海内を航行したあと、午後4時前に領海から出ました。
漁業監視船は、午後4時10分現在、領海のすぐ外側にある「接続水域」を航行しているということで、海上保安本部が領海に近づかないよう警告と監視を続けています。
尖閣諸島の沖合では、3日前の今月18日にも中国の海洋監視船3隻が領海に侵入していて、中国当局の船が尖閣諸島沖の領海に入るのはことし8回目です。
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